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新ちゃいにこな日々

中国語学習と二胡弾きを趣味にしています。 2009年11月中国語検定準1級とHSK高等に初挑戦してきました。準1級、HSK9級ゲットできました。

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わざわざ広州に二胡を買いに行こうとという人はあまりいないかもしれないけど、もしかしたら参考になるかもしれないので記事にしておきます。

エクスプロア広州などを参考にしてこれまで楽器屋さんはあちこち見て回りましたが、広州ではなかなかいい二胡には出会えませんでした。

今回もまったく期待せずに大新路へ行ってきました。

地下鉄2号線海珠広場駅B2出口を出ておもちゃ・雑貨卸しの万菱広場(ここもいろんなものがいっぱいあって楽しい!)に向かって歩き、万菱の入口前で右折。
そのまま歩いて最初の交差点を渡らずに左折します。
この通りが大新路です。
「広州 二胡」などで検索してもあまり情報が得られないので行くまで知らなかったのですが、この通りは楽器店や靴・皮の批发店が並んでいます。
エクスプロアに載っていた「八音楽器行」がとりあえずの目的地。
左折してちょっと歩いていくとありました。

老板は不在でしたが老板娘が応対してくれ、いろいろおしゃべりしながら二胡を勧めてくれました。
彼女の発音は、nとlの音の違いを聞き分けるのに慣れるまでちょっと時間を要しました(笑)。例えば「你」が「里」に聞こえるんですよww

こちらの店にある二胡は2箇所に分かれて展示されていて、壁にずらっと並んでいるのは比較的安い二胡です。200元とかから買えます。
私は趣味とはいえ、どうせなら「日本で買ったらん十万」という二胡を買うつもりだったのでここはスルー。
「もっといい二胡は?」と聞くと背中合わせにガラスケースに入れられた二胡を見せてくれました。
すべてが虎丘牌の二胡。一気にケタが変わります。2000元~4500元くらい。
日本でよく売られているブランドです。日本でもわりとお手軽な料金なので初心者に人気のブランド。
すごく親切な老板娘でしたが、購入意欲はわかず
チューナーと弦だけ購入して(まけてもらった)次の店へ。
この通りを歩いていくとたぶん道を挟んで8軒くらいの楽器店があります。
順番に見て回ることにしました。

店の名前は覚えていないのですが、3軒目の店は品数豊富でした。
値段は書いていないし、ケースに入っているし、老板たちはほかの客の応対に追われているし、で、構ってもらえなかったのでとりあえず後回しww
結局戻ることはなかったのですが、ちょっと見てみたかったかも・・・・

見ること数軒。試奏させてもらったところもありましたが、なかなか気に入らず。
やっぱり買わずに帰ろうかな、と考えながら入ったのが最後の店「七律琴行」。
ちょうど最初の「八音楽器行」の向いくらいにあります。
ここは広くて店内も明るくきれいでゆっくり見れます。
しかも二胡の数が多い。

接客してくれたのは老板娘。すごくいい人で、二胡選びのアドバイスをしてくれました。
まず予算を聞かれましたが、とりあえずこれは「无所谓。」
だって気に入ったら安くても高くてもたぶん買っちゃうもん。
夫から許可をもらった二胡代金は最大10000元まで!
私もそんなに高い二胡を買うつもりはないし、せいぜい5~6000元のものをと考えていました。
展示されている二胡にはちゃんと値札が貼ってあります。
が、あまりアテにはならず、手にとって弾いてみたりするとすかさず「安くしてあげるわよ。」と値札の1000元とか2000元引きの値段を言われますwww
目を引いた二胡。値札を見るとなんと16500元!!!
聞いてみるとこれはこちらの店の老板が制作した二胡。
老板は二胡制作師でもあるのです。ちゃんと名前も刻印されています。
この二胡は素材がインドの高級紫檀だからお高いのだそうです。
これはあまり値引きなし。予算オーバーなので買えない。

結局8本ほどの二胡に囲まれて座り、ひたすら悩んでいた私。
ここで老板が登場。
並べていた二胡を次々に演奏して聴かせてくれました。
自分で弾くより音の違いがよくわかりました。所詮私は初心者なもので・・(汗)
さらに老板娘、店の奥から「こんなのもあるわよ。大名師の作った二胡よ。」と持ってきてくれました。
老板制作の二胡がこの時点で私の中では一番ポイント高かったんですけど、なんといっても目の前にいる人が作っている二胡ですから間違いなくホンモノだし、自分の名前入りで変な二胡を売りつけるようなことはしないだろうし。
音色もよかったんですけどね~、なにせお値段が・・・。
安いものもあったんですけどそっちは皮と音が気に入らなかったんですよ。

で、老板がその大名師の二胡で弾いてくれました。「北国の春
いいじゃん!!!うまく説明できないけど私が欲しかった音色なんですよ。
二胡ってそれぞれ音が全然違う楽器なんですよね。
人の声に一番近い楽器と言われるだけあって。
で、私が欲しいのはJAYの声みたいな音色の二胡(爆)。
そんなものはあるわけないんですけどね。
「この二胡でJAYの曲を弾きたいな」と思える二胡だったわけですよ。
でもお値段が書いてない。さぞや高いのだろうと恐る恐る聞いてみると「安くしてあげるわよ。」とほぼ予算内。
購入決定です

さらに大量に弦などを購入してきました。天然石とともに売る予定
弦の種類も大変豊富で安いものから200元もする外国製の弦までいろいろありました。

日本に持ち帰りたいことを伝えると老板がいろいろ丁寧に教えてくれました。
事前に調べておいたから知ってはいたのですが、もしかしたら変更などもあるかもしれないし、と黙って聞いてました。

CITES(通称サイテスと読むらしい)の申請に必要な書類、申請に行く場所、さらに決まったフォーマットのない「申請書」を提出する必要があるのですが、どうやって書いたらいいのかわからなかったので聞いたらわざわざ書いてくれました。
↓優しい老板

本当に親切でいいご夫婦でした。
↓バイオリンも弾きこなす老板

店員さんもいい人。
広州で二胡を買うならイチオシのお店です。

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やっぱり買ってしまいました。
二胡。



買うつもりなく出かけたんですけど、7件目に入ったお店でとうとう音色に惚れて購入。
お店の方々も非常に親切で、優柔不断の私に根気よくつきあってくださり、それこそ10本以上弾いて周りに並べて座り込んで悩んでいた私にいろいろアドバイスをしてくれました。
お値段については伏せておきますが、だいぶまけてくれまして、安く見積もっても日本で同じものを買うとしたら倍以上はすると思うので、まあ良かったのではないでしょうか。
弦やコマを多めにサービスしてくれました。

弦も日本で買うと非常に高いので(こっちでも高いものは100元以上)この先また中国にいつ来れるかわからないし、ばかみたいに買いだめしちゃいました。
立奏用の挂钩(ベルトに引っかけて演奏します)も購入。
そういえばチューナーが壊れてしまったんだわ~、なんてチューナーも購入。


今日はアマゾンの本を受け取って(これも昨日ひと悶着ありまして、結局今日の午前中に配達してもらうことに決定)、そのあとすぐに林業局の輸出許可申請に行ってきます。

広州で二胡を買いたいと思っている人のお役に立てるかもしれないので、二胡購入に関してはあとできちっと記事にしたいと思います。
しばらくお待ちください。

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発表会、どうにか大きなミスなく最後まで弾き切ることができました

緊張のあまり?、弓を持つ右手が上下に震えだし、そのせいで音がブルンブルン。
気持ちの上では思ったよりも緊張がなく、メロディに乗って非常に気持ちよく弾いたのですが、なぜか右手が言うことをきかなかったのです。
左手が震えることは予想していたのですが、まさか右手が制御不能になるとは考えてもいませんでした
左手が震える分にはビブラートをかけているように聞こえるので好都合だったのになぁ。

まあでも音が大きくはずれることもなかったし、伴奏にもちゃんと合っていたし、初舞台にしては上出来
なにしろ選曲が良かった!
みんなが知らない曲だから多少間違えたって誰も気づかない
私はといえば、大好きな曲を弾けるだけでいい気分だから見た感じもそれなりに堂々と弾いていたらしいです。(お仲間談)
今後もずっとJAYの曲を練習していこうと思います。


最後に先生のミニコンサートがありました。
あの大ヒットドラマ「仁」の主題歌、超好听でした。

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ついに明日、発表会本番です。
やれることは全部やった(ような気がする)。
なんか頭の中で「该做的都做了。」って《赤壁》での金城武のセリフが蘇ってる(笑)。
私にしては珍しく苦手な暗譜をしてしまうほど、毎日毎日弾き続けたJAYのあの曲。
本番では譜面を見ずに(置きません)臨みます。

さっき録音してみた。
弾いているときはいい気分で弾いてたのに、聞いてみると微妙に音がずれてるし、強弱の使い分けが下手すぎる。
はっきり言って「下手!!!」
これを人様に聞かせるのかと思うとかなり憂鬱
でもま、入場無料だし、気分が悪くなるほどひどい出来でもないし、最後に先生の素晴らしい演奏が30分くらい聴けるから、お近くのかたよかったら見に来てください。
津です。詳細知りたい場合メールください。

ずっと悩んでいた衣装、結局以前ヤフオくで購入したアオザイを着ることにしました。
チャイナドレスはモビルスーツを脱いでからにします(笑)。

さて、もう騒音公害になるから練習もできないし、『海猿』見て、お風呂入って寝るとしましょう。


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いよいよ来週に迫ってきた二胡の発表会。
実はかなり焦っています。
一応暗譜したし、それなりには弾けるようになってきました。
でもね!極度の上がり症なんです、私。
平常心で弾けるはずがない。
絶対頭真っ白で、手が震えて、覚えた譜面も全部忘れて・・・・・
ああ、どうしよう。
ステージの上でなすすべなく伴奏を聞きながら固まってしまったら。

そんなことを考え始めたら練習せずにはいられません。
どんなに真っ白になっても手が自然に動くくらいにしないと!!!(無理か)
二胡を手にしてから初めてですが(笑)毎日必ずちょっとでも弾くようにしています。
これまでの数年、まったくちゃんと練習してこなかったなぁとしみじみ反省の日々。
先生のせいにして練習しなかったり(当初は何をどう練習したらいいのかすらわからなかったのですが、後半は先生の指導法に疑問を感じていたから)、結局は自分にやる気がなかっただけなんですよね。
正直二胡を弾くことを楽しいと思うことがなかったもので。
はっきり言って高い楽器を購入してしまった手前やめるにやめられないという義務感。

私の中では「二胡は弾くものではなくて聴くもの」となっていました。

でも最近は楽しいと思うようになりました。
ボランティア演奏でみんなと合奏して、ミスしたり、下手な演奏でも喜んで聞いてもらえて、「また来てね。ありがとう。」なんて言われてしまうと涙が出そうです。
もっと練習して次はもっときれいな音楽を聴いてもらいたい!と思います。

以前にもボランティアで演奏したんですが、そのときは今ほどの喜びややる気には繋がらなかったです。
そのときだけの感動で終わった感じ。

まあ、中国語でもなんでも、私ってやつはやる気に非常に波がありますから、もしかしたらまた発表会が終わったらぷしゅーっとやる気がなくなるかもしれませんけどね。

中国語にしろ二胡にしろ、趣味っていうものはコツコツ勉強する、練習することが重要ですね。
上達しないとやる気がなくなるし、ある程度できるようになると飽きる、怠ける。
年間を通じてもう少しやる気が平均化するようにしていきたいと思う今日この頃です。
今までは「どうせ趣味だから」と気ままなやる気に任せてサボり続けていたんですけどね・・。

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