忍者ブログ

新ちゃいにこな日々

中国語学習と二胡弾きを趣味にしています。 2009年11月中国語検定準1級とHSK高等に初挑戦してきました。準1級、HSK9級ゲットできました。

HOME • Admin • Write • Comment
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

中検ですね、明日は。

受験されるみなさん、落ち着いてがんばって解いてくださいね。

この3か月間中検対策で私が指導してきた男性も4級と3級のダブル受験するそうです。
4級は問題ないと思うんだけど、3級は微妙・・・。
問題との相性しだいかな。
ものすごくまじめな方で、単語もしっかり覚えてきてるんだけど、なぜか試験問題になると声調を間違えて点数取れないんですよね。(筆記1と2の単語問題)
落ち着いて、一つ一つ声に出さずに頭の中で発音しながら声調を確認していけば、絶対に正解にたどりつくはず!!
ほぼ0に近い状態からスタートしたので、発音しながら単語を覚えることと、聞いた音の再現と、その声調の確認に力を入れてきました。
過去問とか模試でもっと力試しをする必要があったんだけど、その時間はなかった。
なので、最後の授業の時点でどのくらい正解率があるのかまったく不明。
あとは彼がどれくらい自分でできたかにかかっていると思います。

リスニングのテーマとしては「家族」「学生生活」「ともだち」などに的を絞り、出てくる文章や単語の傾向をしっかりインプットしてもらいました。
たとえば大学の専攻=文学部、中国語学部、経済とか、お父さん・お母さんの職業=銀行員、学校の先生、会社員、兄弟や友人が留学しているとか、アルバイトをしているとか、卒業したら何になりたいなどなど。
そのパターンで出題されれば彼もかなり聞き取れるはず。
だけど、まったく違うパターンだったらちょっと厳しいだろうなぁ。

私が大事だと思う中検対策

リスニング編
★★★メモを取ること。
 何回読み上げるだのと説明しているあいだに、4択の前に設問が書いてある問題ならそれに目を通して、ある程度出題されるであろう部分の予測を立てたうえで(過去問で対策をつかんでおくことが前提)必要そうな言葉はとにかくメモする。聞いたときに漢字が浮かばなくてもとりあえずカタカナでいいから聞こえた音を書いておく。
数字、職業、専攻、色などは必須。自分だけが理解できればいいメモなので簡単に!
例えば父=ごんすーじーゆえん、母=老しー(老师)哥—(学)日(语)
書くことにこだわりすぎると問題文を聞き逃します。

 →あとで選択肢を読み上げるとき、同じように発音していればそのメモが役立つ。

メモのとりかたしだいで、たとえ聞き取れない単語だらけだったとしても4択ですから正解率はぐぐっとUPします。
これは過去問などで訓練しておく必要がありますね。

個人的には3級までは過去問や対策本をしっかりやっていれば絶対合格できると思っています。ただ、リスニングで合格点を取るには自分が正しく発音できることが大前提。
発音ができていない場合、まず聞き取れないですから。
基礎の部分がきちんとできている人なら過去問1冊と対策本1冊やったら受かるはず。
(やるだけじゃだめですよ、もちろん。覚えることはしっかり覚えないとね)

あとは聴写がおすすめです。
リスニングの問題などを全部書き取ってみると、自分がどの単語が聞き取れていないのかよくわかります。ほとんどのものは字を見たら知っている単語のはずです。

またリスニングの問題には結構筆記でよく出題される複文が出てきたり(虽然……但是……みたいなやつ)、最後の作文でも使えそうな文章が非常に多いです。
書き取りをしながら文法のチェックもできるわけです。
なので聴写はリスニング対策にも筆記対策にもなります。
書き取って完成した文章は必ず音読することもお勧めです。シャドーイングでもいいかと思います。暗記できるものなら暗記しちゃいましょう。



筆記編
★★★単語
⑴⑵で20点にもなってしまう単語の問題。ここで点数を取りこぼすのはあまりにもったいない!!
単語の暗記・ピンイン確認は重要です。
人によって単語の覚え方はいろいろでしょうけど、出題がまったく知らない単語だったらあきらめもつきますが、知ってるのに間違えるのはあまりに悔しい。
そもそもここも4択ですから、1つ知らない単語があったとしてもほかの3つをしっかり押さえていれば当然正解を選ぶことができるわけですものね。

私自身は単語帳を作るとかで単語だけをひたすら覚えていくのは苦手なので、上に書いた「聴写」で徹底的に単語やピンインを確認しながら覚えていきました。
間違えたものや知らない言葉はノートの別枠に書き出して覚えます。
聞きながら、また自分で発音するときに声調もしっかりチェックします。
聴写は試験対策というよりは日頃から自分でできる楽しい勉強なのでやっています。
これでかなり語彙は増えると思います。
足りない分は対策本などの巻末の重要単語で試験前に補えば十分でした。



って、試験の前日にこんな記事書いても遅いですね。
しかも私の場合は大学で勉強したというかなり頑丈な基礎があって、2級受験から再スタートをしましたから、まだ基礎が不十分だというかたには参考にならないかも。
まあ、逆に言えば基礎がしっかりしていれば2級もすぐ取れるということです。
準1級はさすがに過去問だけでどうにかできる試験ではありませんけど。

とにかく、みなさんがんばってください!!

拍手

PR

この記事へのコメント

Name
Title
Mail(非公開)
URL
Color
Comment
Emoji Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
Pass   コメント編集に必要です
 管理人のみ閲覧

試験に出る中国語

さすがchaiko老師、アドバイスが実践的ですね。非常に参考になります。
といっても試験受ける予定はありませんが…(^^;)。

級を取ることが励みになるのは確かですが、
なかなかそのためにオールラウンドな勉強を日々続けるのもおっくうで・・・。
目標決めずになんとなくだらだらやってるのが続けられてる理由かも。
  • by 智ノ里
  • 2011/11/29(Tue)22:12
  • Edit

この記事へのトラックバック

トラックバックURL:
Copyright ©  -- 新ちゃいにこな日々 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]